六本木ヒルズ店
飄香小院(六本木ヒルズ店)のインテリアは、列強の進出とともに西洋文化が流れ込んできた20世紀初頭の成都のレストランをモチーフにしています。ワイングラスやシャンデリアなど、中国的な様式の中に西洋風の装飾があしらわれていますが、これらは外部の食文化をも貪欲に取り込んでいった四川料理の文化的精神性を表現したものです。大事な人との会食にもお使いいただけるようテーブルはゆったりと配置し、個室も最大3部屋ご用意可能になっています。洗練された非日常空間の中で、最高の伝統四川料理をお楽しみください。
六本木ヒルズウエストウォーク5Fのレストランフロアの奥に、飄香小院はあります。左手にはガラス張りの厨房、右手には店内に続くアプローチを配置し、「老四川(伝統四川料理店)」をモチーフとしながらも、六本木ヒルズらしいモダンで洗練されたデザインをエントランスに施しています。
店頭に大きく掲げられた看板は中国政府公認の中国人書道家、熊峰先生によるものです。緑は竹、黒は瓦をモチーフにした色であり、本場成都でよく見られる色の組み合わせです。
店内に続くアプローチは、時空を超えて六本木と成都を繋ぐ通路というコンセプトで、竹や瓦、鳥かごといった成都でよく見かけるモチーフを配置し、奥には縁起のよい文様を施した大きな壺をレイアウトしています。
通路を潜り抜けて店内に入ると、黒い煉瓦を積み重ねた壁に景徳鎮の素焼きを飾った空間が広がります。
飄香小院では仕切りを設けて最大3つの個室を作ることができます。うち一つには円形の窓があしらわれ、その中に宋代の四川をモチーフにした『蜀川胜概図』が描かれています。またシャンデリアなどの洋風デザインが施されたもう一つの個室には、瓦を積み重ねてデザインした幾何学的な装飾を壁面にあしらっています。
飄香小院にはワイングラスやシャンデリアなど、中華風のデザインに洋風の装飾を多く取り込んでいます。これは清代末期に流れ込んできた西洋文化の影響であり、西洋の様式もまた、今に伝わる伝統四川料理に大きな影響を与えているためです。
これは飄香を訪れたお客様がよく口にする言葉。
赤くて辛いのが四川料理という日本人にとって
万華鏡のように味が複雑に絡む伝統四川料理は
まさに未知の美味体験となるでしょう。
伝統四川料理に対する徹底したこだわりは
「飄香の魅力」でご覧いただけます。