纏絲牛肉焦餅(牛肉の四川式パイ包み焼き)の「纏絲」は、細く巻きつけるという意味です。水で練った生地を薄く伸ばして巻きつけるように包んで、パイのようなサクサクパリパリの食感に仕上げた点心です。
本来の牛肉焦餅は四川式おやきとでもいえるもので、熱湯で練った生地に麻辣味の牛肉餡を包み、揚げ焼きにしています。三國志の聖地である武候祠(劉備玄徳のお墓、その隣に諸葛孔明の祠もある)に隣接する錦里古街という場所があります。ここには老成都の点心や小吃の屋台が並び、そこの牛肉焦餅もとても有名です。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。