鵝黄肉(肉餡の卵巻き 佛手形)は、実に古典的な四川宴席料理です。肉餡を薄焼き卵で巻き、佛手柑(ブッシュカン)と呼ばれる、柑橘系の果実を模して揚げ、魚香ソースをかけたものです。
佛手柑の「佛手」の発音は、「福寿」と似ており、多福多寿を表す言葉をされています。佛手柑は、『三多文』(福を表す佛手柑、寿を表す桃、子宝の男子を表す石榴)の一つでもあり、とても縁起の良い果物とされています。この佛手柑に似た鵝黄肉もまた、それ故に現地ではおめでたい料理とされています。
仏手柑は飄香のショープレートなど、器や店内の装飾の一部としてご覧いただくことができます。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。