藿香鮮魚(白身魚の四川ピクルスソース カワミドリの香り)は、四川名菜の泡菜魚です。鮮魚を四川ピクルス(天然乳酸発酵)の野菜を使い家常味型(豆板醤や泡辣椒で使用した味付け)で煮込み、藿香(カワミドリ:シソ科の多年草の植物)の香りで爽やかに仕上げた料理です。
四川省で作られる漬物は「(四川)泡菜」と呼ばれています。泡菜の歴史は古く、三千年前からには既に存在していたとさてており、唐代の詩人である蘇東坡の故郷、眉山がその発祥の地と言われています。
藿香もまた、四川料理では頻繁に用いられる野菜です。藿香には広藿香と土藿香(川藿香)の二種類があります。広藿香はインド原産でパチョリとも呼ばれており、料理というよりはアロマオイルなどに使用されています。一方の土藿香は東アジアに広く分布しており、四川料理によく使われる藿香はこちらになります。
四川料理では珍しくない藿香ですが、残念ながら日本には野菜としては輸入されていません。そのため飄香では。「飄香ファーム」で独自栽培したものを使っています。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。